部品の検査と、その記録、
測定器の点検まで手がける
確かなモノづくりを進めるためには、協力会社様から納品される部品に対し、品質基準に適合しているかを見極める必要があります。そこで抜き取り及び全数検査にて、すべての部品をチェックします。さらに検査記録の保管・管理、自社が保有する測定機器の点検・校正も担当。これらすべてが、適正な製作部品を後工程に渡す上で欠かせない業務です。このほか、お客様、機械組立部門や協力会社様から依頼される検査にも対応しています。
仕事の内容 JOBS
受け入れ検査
協力会社様から納品された全ての製作部品について、検査基準に基づいて抜き取り検査や全数検査を行います。外観に異常が無いか、指定寸法や公差寸法の記録・各種チェック項目が適正且つ判定基準を満たしているかなど、さまざまな機器を用いて目視確認や測定を行います。
検査記録の保管・管理
リスク管理の強化や品質向上を目的とする「トレサビリティ」確立のため、必要に応じて、他部署やお客様からの検査記録の確認依頼があれば、すぐに提示できる体制を整えています。
測定機器の点検・校正
保有する測定機器は、毎日行う日常点検・清掃作業に加えて、定められた周期で行う校正を実施しています。測定機器は組立課で使用することもあるため、測定値に狂いが生じることが無いように常に整備しています。
お客様や現場からの依頼検査
お客様からの依頼で、指定された部品の状態検査を行ったり（オーバーホール検査）、組立課や協力会社様において組立作業の前後工程で不具合が発生した際には部品精査を行ったりと様々な依頼にも柔軟に対応しています。納品済みの部品で不具合が生じた場合には再測定対応も担います。
1日の仕事の流れ ONEDAY
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08:30
朝礼・仕事開始
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課内朝礼を行います。週の初めは組立課と一緒に行う製造部全体の朝礼があります。
当日の納品予定や作業内容、連絡事項を確認し、業務を開始します。 -
09:00
午前作業
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各種測定器具の日常点検を行った後、各自が受け持つ業務や上司の指示に基づいて作業を進めていきます。検査後の部品は、所定の払い出し先へ各自で移動させます。
10:00から15分間の中休憩があります。心身をリフレッシュさせます（業務の都合でずらす場合もあり）。 -
12:00
昼休み
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食事は各々が事務所棟の食堂などで取ります。
集まる場所では雑談を楽しんだり、それぞれが好きな事をして休憩します。 -
13:00
午後作業
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午前に引き続き、作業を進めていきます。未検査品の検査場への移動は資材課と協力して行います。払い出し置き場の整理整頓も並行して行い、組立課と打ち合わせて各レーンへの移動も行います。
午後の中休憩は15:00から15分間です（業務の都合でずらす場合もあり）。 -
17:15
退勤
- 定盤や使用した測定器具の清掃・防錆及び片付けを行い、明日の作業内容を確認して退勤します。
働く人にインタビュー INTERVIEW
2009年入社
たとえ一品一葉の部品でも
培った経験と知識で
不良品流出を未然に防ぐ
大手企業との取引があること、またお客様が生産する商品が世の中になくてはならないものであり景気にも左右されづらいこと、そしてモノづくりに携わりながら安定した企業で働けることに魅力を感じて入社しました。
製造業の中でも量産品ではない一品一葉のモノを製作するため、どうしても品質を安定させることが難しく不具合品が発生することがあります。今までに培った経験と知識から様々な部品の特徴を理解し、外観や測定値のわずかなズレを見抜いて不具合品の流出を喰い止める事ができた時に、組織の中での自分の役割を果たしたと感じ、達成感があります。製造業にとって欠かせない工程であるこの仕事は、責任感を持って取り組む事ができる職種です。
世界のモノづくりを支える仕事で
成功を目指しませんか？
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